Diary

まさか…

2008.02.06

初めて行く建物の、表玄関がしまっていました。裏口から入らなくてはいけません。
裏口を探してビルの隙間を怪しくフラフラとしていました。入っても良さそうな入口はなかなか見つかりません。
駐輪場の方へ行ったり。せまい階段を上ったり下りたり。

困った…

よし、ふりだしに戻ってみよう!

正面玄関に向かおうとした私の目に、信じられない光景が飛び込んで来ました。

オジサンが一生懸命ズボンを上げています。

洋服を沢山着ているのは分かりますが、あんなにモタモタズボンを履いているオジサンは初めてみました。って言うかズボンを履こうとしているオジサン自体ほとんどみません。

しかし、なぜあげてるの??

そう、それは下ろしていたからです。

なぜこんなところで…。

私は彼をつい見つめてしまいました。彼は私に気がつきました。しかし彼はモタモタズボンを上げ続けます。
私もまだまだ見つめています。流石の彼もそわそわしだしました。なんだか私もそわそわしてきました。

どうしよう…。

その状況に先に耐えられなくなったのは私でした。
私は180度方向転換をして彼の前から逃げるようにまたビルの隙間に向かいました。

負けた気がする。

逆だったら私が先に逃げるのになぁ。私がオジサンの立場だったら。オジサンだからかなぁ??

キム

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