Diary

きもちがいちばん。

2008.03.21

『お姉ちゃん、見て!!』

そう言われて、振り返った私の目に飛び込んできたのは、
妹との「どうだ!!」と言わんばかりの満面の笑みと、その指に、はまりきってない玩具のようなビーズの指輪だった。

そして、続けざまに衝撃の一言!

妹「男の子に貰ったの!」

姉「えっ……よかったじゃん。誰からよ、好きな子??」

妹「ふ、別に。そうでもな〜い。なんかね、手作りなんだって〜」

妹「♪ふーん、う、うーん(←よくわからないが、やたらテンションの高い鼻歌)」

姉「…………」

そーか、そーかやるじゃないか、我が妹よ。

男子からの初めてのプレゼントが指輪とは…しかも手作り。すごいじゃないか。そんな少女漫画みたいな話。

姉ちゃんはうらやましいぞぉ!!!!

ふふふ

どうせ

「わたしぃキラキラ光る指輪がほしぃ」

なんて言う日がくるんだぞ。

いや…来ない日を祈ろう。

プレゼントは気持ちよ、気持ち。

お姉ちゃんなんて、いい大人なのに

「玩具の指輪が欲しい」

って男子に言ってガンビキされた事があるんだぞ☆

すごいじゃろ。

だから、大人になってそんな痛い事を言わないよーに、その指輪を大事にしたらいい。

ともかく、今の気持ちを忘れるな、妹よ。

きもちがいちばん。

うち。

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